擁壁規格 <標準製品 <90°コーナー製品 <135°コーナー製品 <設計条件 <特長
標準製品 規格・寸法
設計地震動 I型 II型 中地震 Kh=0.2 〇 〇 大地震 Kh=0.25 ― 〇
90°コーナー用製品 規格・寸法
135°コーナー用製品 規格・寸法
●設計条件・土質定数
適応土質および積載荷重
1.背面土および基礎地盤の内部摩擦角については25度以上であること。ただし、土質試験により現況を確認しない場合
には、背面土については宅地造成等規制法施行令別表第2による「砂利又は砂」、基礎地盤については同別表 第3に
よる「岩、岩屑、砂利又は砂」に該当する場合のみ使用することができるものとする。
2.擁壁上面の水平面上の積載荷重は、10kN/㎡を越えないこととし、埋戻し土の沈下を見込んだ余盛り以上の土羽を設
けないこと。
■荷重の組み合わせ(荷重の組合せは下表による。なお、常時土圧はクーロン土圧公式、地震時土圧係数は物部・
岡部式により算定する。)
設計荷重の種類 荷重の組み合わせ 長期荷重 常 時 (自重+土圧+積載荷重) 短期荷重 フェンス荷重時 (自重+土圧+積載荷重)+(フェンス荷重)※1 地 震 時 (自重+土圧+積載荷重)+(地震の影響)※2 *1 擁壁天端よりHf=1.1mの位置にPf=1.0kN/mの荷重が作用するものとする。
*2 擁壁の自重に起因する地震時慣性力に地震時土圧を加えた荷重とする。
また設計水平震度khは中地震時=0.2、大地震時=0.25とし、鉛直震度K=0 とする。
■安全照査(安全照査における安定および部材検討における安全率は下表による。)
項 目 常 時 フェンス荷重時中地震時 大地震時 安 定 滑 動 1.5 1.0 転 倒 1.5 1.0 支持力 3.0 1.0 部材検討 フェンス荷重時 長期許容
応力度内※3
(圧縮・曲げ引張・
せん断)短期許容
応力度内
(圧縮・曲げ引張・
せん断)設計基準強度
及び基準強度内
(圧縮・曲げ引張・
せん断)*3 常時の部材設計曲げモーメントに対する終局モーメントの比は3.0以上とする。
●大地震対応について
『宅地防災マニュアル』における
大地震に際する基本目標『人命及び宅地の存続に重大な影響を与えないことを耐震対策の基本的な目標とする』 ●耐久性は保証付き
鉄筋は4cmのかぶり厚が確保されていますので、100年の耐久性を有しています。(建築研究所におけるコンクリートの中性化実験結果より)
●経済的な規格選定が可能
HDウォールは、100mmピッチ、かつ、250mmピッチで高さ規格を取り揃えています。 250mmピッチで規格化された従来の認定擁壁と比較して断然、規格選定が経済的となります。
●下図のモデルケースをご参照ください。